「生えかけの眉毛が眉メイクに馴染まない…」
「生えてきた眉毛がまばらで、眉の濃さにムラができる…」
生やしてる途中の眉毛は他の毛と馴染みにくいので、眉メイクが汚くなってしまいがち。
そんな悩みを解決する、《生えかけ眉毛を綺麗に見せる眉メイクと処理方法》を紹介します。
私が眉毛全剃りから生やしてる途中にしていた方法で、その効果は実証済み。
同じようにやるだけで、生えかけ眉毛もきれいに馴染むようになります。
当時の眉毛はまばらで汚かったですが、この方法で描いていたら「眉毛きれいだからそんな風に見えない」と言われていました。
眉毛を生やしてる途中のメイク方法

- メイン使いするのはアイブロウパウダー
- アイブロウパウダーで全体を描く
- 眉頭は薄く、眉の真ん中が濃くなるように
- 毛のないところをペンシルで埋める
メイン使いするのはアイブロウパウダー

まず大前提として、眉メイクはアイブロウパウダーを使うようにしてください。
眉毛が生えかけの人が不自然な眉になりがちなのは、アイブロウペンシルをメイン使いしているからです。
ペンシルだといかにも「描きました!」という眉になってしまうし、変に濃くなりがち。
眉毛がない人だと、なおさら描いてます感が出てしまいます。
それに比べてパウダーは、薄く色づくので微調整もしやすいのが特長。
生えかけでまばらな眉毛にも、きれいに色を乗せることができます。
トレンドのナチュラル眉を作るには、ペンシルではなくパウダーを使う!これが鉄則です。
アイブロウパウダーで全体を描く

アイブロウパウダーの使い方ですが、薄く色を乗せてふわっと全体を描いていきます。
濃さは後でバランスを見ながら調整するので、まずはとにかく薄めに!
濃くなってしまうと修正が大変ですが、薄いぶんには後でいくらでも色を足せます。
具体的な手順は以下のとおり。
- 眉の中央から眉尻に向かって色を乗せる
- 今度は中央から眉頭に向かって色を乗せる
- 眉の上部にふんわりと色を乗せる
これらの工程でブラシに色は足しません。
あとで少しだけペンシルを使うこともあるので、この段階ではとにかく薄めに仕上げればOK。
まずは眉毛全体の形を取っていくのがポイントです。
眉頭は薄く、眉の真ん中が濃くなるように

眉毛の大まかな形が描けたら、今度は濃さを調整していきます。
眉頭は薄く、眉の真ん中が一番濃くなるように仕上げてください。
なぜかというと、それが一番美しく自然な眉毛に見えるから。
なので色を足す際も、眉山~眉尻に向かって少しずつパウダーを足していきます。
自然なグラデーションになるように、バランスを見ながら少しずつ色を乗せていってください。
眉尻は多少濃くてもいいので、端のほうはペンシルでキレイに仕上げます。
眉尻がぼやけていると野暮ったい眉毛になりがち。
しっかりめに輪郭を取りましょう。
眉頭は、薄すぎるようなら少しだけ色を足す程度でOK。
全体のバランスを見ておかしくないようなら、無理に色を足す必要はありません。
これで眉毛はほぼ完成。
あとは仕上げに、まだ毛の生えてないところを埋めていくだけです。
毛のないところをペンシルで埋める

最後に、まだ眉毛の生えてない部分をアイブロウペンシルで埋めていきます。
毛のない部分はパウダーだと色ムラになりやすいので、ここでようやくペンシルの出番。
できるだけ芯の細いペンシルで、毛を1本1本描くイメージで色を足していきます。
ペンシルを使う際は、ガシガシと力を入れて描かないように!不自然に濃くなってしまいます。
ペンシルの刺激は肌・眉毛ともに良くないので、やさしいタッチで描いてください。
このペンシルの工程は必須ではなく、パウダーで事足りるなら省いてもOKです。
「ここだけ変に薄すぎるな…」という部分のみ、ペンシルを使うようにしてください。
といった感じで、眉毛を生やしてる途中はパウダーメインで眉メイクを仕上げましょう。
やってみるとこっちのほうが自然で、ペンシルはそこまで必要ないことにも気づきます。
わたしはこの方法に変えてから、周りからの眉毛の印象がだいぶ良くなりました♪
眉毛を生やしてる途中のいらない毛の処理
眉毛を生やしてる途中の毛の処理、押さえておきたいポイントは以下のとおり。
- 眉育中でも少しなら毛の処理はしてもOK
- ベストな眉毛を描いて、はみ出たところだけ剃る
- 長すぎる毛は眉ハサミで少しだけ切る
- 毛抜きはできるだけ使わないように!
眉育中でも少しなら毛の処理はしてもOK

眉育中は絶対に毛の処理をしてはいけない!と言う人もいますが、少しなら処理してもOKです。
明らかに眉毛の位置とは違う場所に生えてきた毛はいらない毛。
処理しないと野暮ったいし、我慢しすぎるとストレスが溜まるので精神衛生上よくないです。
だったらある程度はキレイに処理したほうが、眉育も無理なく続けれます。
ただひとつ注意なのが、必要な毛まで処理しないこと!
明らかに眉毛の位置から離れた、絶対にいらない毛のみを処理してください。
眉なしだった人は処理しすぎる癖があるので、特に要注意です。
いらない毛だけを処理することで、生えかけ眉毛の汚さも軽減することができます。
ベストな眉毛を描いて、はみ出たところだけ剃る

生やし途中の眉毛の処理をするときは、必ず先に自分にとってベストな形の眉毛を描くようにしてください。
ここで描いた眉毛に沿ってお手入れをしていけば、大失敗することはありません。
ベストな眉毛が完成したら、そこからはみ出ている毛がいくつかあるはず。
そのはみ出た部分のみを、眉毛用の小さいカミソリでやさしく剃ります。
まぶたのあたりは切れたら危ないので、とくに慎重に剃ってくださいね。
自分にとってのベスト眉毛のとおりに自眉も生やしたいので、処理するところと残すところをしっかり線引きしておきましょう。
長すぎる毛は眉ハサミで少しだけ切る

一部だけ伸びすぎている長い毛が気になる場合は、眉毛用ハサミで少しだけ切ってください。
切り過ぎたら変になるので、眉カットする場合も先にベスト眉毛を描いておくこと。
ナチュラルな眉毛にはある程度の長さが必要になります。
眉メイクをした状態で処理すると、どの程度の長さが自然かわかりやすいので失敗が減りますよ。
切る基準ですが、ベスト眉毛からはみ出ていて「これはさすがに長過ぎる…」と思う毛のみを眉ハサミで切ってください。
短くしすぎると不自然になったり、眉毛の印象がガラッと変わってしまいます。
本当に気になる部分だけを少しだけ切るようにしましょう。
ちなみに、眉ハサミを使うのが面倒な場合はカミソリでも眉カットは可能です。
わたしはいつもカミソリで長さも整えています。
指で眉毛をしっかりと押さえて、はみ出た毛のみをカミソリで軽く剃ればいい感じに短くなりますよ。
ただ、この方法だとうっかり手が滑ると大変なことになります!
慣れていない人はちゃんと眉ハサミでやったほうが失敗しません。
毛抜きはできるだけ使わないように!

生やしてる途中に限らず、眉毛のお手入れでは基本的に毛抜きは使わないことをおすすめします。
眉毛を抜いてしまうと生えるのに時間がかかるし、抜きすぎると生えてこなくなる恐れもあるからです。
ただ例外として、「絶対にここに毛はいらないでしょ」という部分は抜いても問題ありません。
たとえば、まぶたのキワのあたりとか。
しかし、毛抜きは肌への負担も大きいです。
肌の弱い人は、抜いた部分が赤くなったり腫れることもあるので気をつけてください。
毛抜きは間違えて必要な毛を処理してしまったときに、取り返しがつかなくなる危険性もあります。
肌への負担も大きいので、できれば使わないほうがいいですね。
眉毛を生やしてる途中の状態ですっぴん眉はおかしい?

「ちょっと出かけるだけだしメイクするの面倒くさい…」というとき、眉毛を生やしてる途中のすっぴん眉は違和感があります。
眉毛が生えかけでまばらな状態は、全剃りとは別の意味でアンバランスさが目立ってしまうからです。
生えかけの状態のすっぴん眉がおかしい理由
生やし途中のすっぴん眉毛がおかしい理由は、眉毛がある状態・まったくない状態のどちらでもないから。
中途半端に生えているので一番汚く見えてしまいます。
生えかけ眉毛のココが変!
- ところどころ眉毛が生えていない
- 生えかけの短い毛と長い毛が混ざっている
- 長さ、生え方が左右対称ではない
生やし途中の眉毛はとにかくアンバランス。
眉毛のお手入れに失敗した人のように見られがちです。
面倒くさいとは思いますが、生やし途中は最低限眉毛だけは描いて外出するのをおすすめします。
そのほうが自分でも「変に思われてないかな?」と気にしなくて済みますよ。
生やし途中の眉毛の隠し方【メイクしたくないとき用】

眉毛を描かないと変なのはわかるけど、どうしても眉メイクが面倒なときもありますよね。
そんなときは眉毛を隠しちゃいましょう。
生えかけ眉毛の隠し方
- 深めの帽子を被る
- ふちが太めの黒ぶちメガネをする
- デカサングラスをする
これはこれで少し怪しいですが、ほんの少し出かけるだけなら乗り切れます。
わたしは、眉毛がまばらで汚いときにすっぴんで出るときは
- 深めのキャップ&黒ぶちメガネ(アラレちゃんメガネ)
- 深めのキャップ&デカサングラス
のどちらかで乗り切っていました。
デカサングラスは眉毛がすべて隠れる物もあるので、個人的にはイチオシ。
生えかけの眉毛も隠してしまえば、「おかしく見えないかな?」と心配になることもありません。
ある意味、一番気にしなくて済む方法です。
眉毛が一部だけ生えてこない場合の対処法
「ある程度は眉毛が生えてきたけど、なぜか一部分だけ生えない箇所がある…。」
そんな悩みは眉毛美容液のピンポイント使いで解決。
眉毛美容液を塗ることで、「眉毛が生えてきやすい土台作り」をすることができます。
生やし途中の眉毛に使っておけば、全体がしっかり生えてきたときに「一部だけ生えてない…!」というのを防ぐことができますよ。
細かく塗るので、先端がチップorペン(刷毛)になっている眉毛美容液を選ぶのがポイント。
生えてこない部分にだけ塗ることで、すでに生えている眉毛とも自然に馴染むようになります。
実際に使ってみて効果のあった眉毛美容液も紹介しているので、一部だけ眉毛が生えてこない人は参考にしてみてください。

まとめ 生えかけ眉毛もメイク次第で自然になる

「生やしてる途中の眉毛が汚くて嫌…」という悩みは眉メイクで解決できます。
- メイン使いするのはアイブロウパウダー
- アイブロウパウダーで全体を描く
- 眉頭は薄く、眉の真ん中が濃くなるように
- 毛のないところをペンシルで埋める
これらを守れば、生えかけ眉毛でも自然な仕上がりに。
色味がまばら&形が汚い…ということにはなりません。
もし、どうしてもいらない毛が出てきた場合は、自分にとってベストな眉毛を描いた状態で処理しましょう。
そうすることで、必要な毛を間違って処理してしまう心配がありません。
眉毛の生えかけは一番まばらで汚く見えてしまうとき。
しかし、この先に美眉が待っています。
コツコツと眉育をがんばりましょう♪
ちなみに、眉毛美容液を使うと早く毛量を増やせます。
生えかけのまばら眉毛の期間を短縮したい人は取り入れてみるのもありですよ。
