「眉毛の上を剃ってはいけないと聞くけど、剃らないと形がおかしい…」
そんな場合でも、眉毛の上を剃ると後悔することがほとんどです。
私は過去に眉毛の形を変えたいと思い、眉毛の上どころか全剃りまでしました。
その結果…眉毛が2本状態・剃り跡が青くなるという残念な状態に。
そんな失敗を元に、《眉毛の上を剃ってはいけない理由と、どうしても剃りたい場合の対処法》を解説します。
この方法を使えば、眉上を剃るデメリットをカバーしつつ眉毛の形を整えることが可能。
私はこのお手入れ方法に変えてから、2本眉毛を卒業することができました。
眉毛の上は剃ってはいけない部分…でもなぜ?
- 筋肉が目立ってしまう
- 剃り跡が目立つ
- 不自然な印象になる
順番に説明していきます。
筋肉が目立ってしまう

眉毛の上を剃ると、普段は眉毛で隠れている筋肉(眉丘筋/びきゅうきん)が目立ってしまいます。
なので、眉毛の上は剃ってはいけないのです。
しかし、眉丘筋が目立つことの何が問題なのか?
表情が不自然に見えたり、老けて見えたりしてしまいます。
眉毛で隠れていると目立ちませんが、あらわになってしまうと「何かおかしい」と感じてしまうのが眉丘筋。
そうならないためにも、できるだけ眉毛の上は剃らないべきです。
ただ、中には眉丘筋があまり目立たない人もいます。
目を大きく見開いて眉毛の筋肉を動かしてもあまり目立たないなら、剃っても目立ちにくい可能性ありです。
剃り跡が目立つ

眉毛の上部分を剃ると、剃り跡が目立ちやすいです。
なぜかというと、眉上の毛は太くてしっかりとしている事が多いから。
眉上を剃った後にありがちな事
- 剃り跡がジョリジョリする
- 剃り跡が青くなる
- 生え始めのポツポツ毛が目立つ
剃り跡が目立つと、どうしても汚い印象になってしまいます。眉上の毛は剃らないでおくのが無難ですね。
「それなら抜けば解決!」と思うかもしれません。ですが、眉上の毛を抜くのはやめておくべきです。
眉毛を抜き続けていると生えてこなくなる危険性があります。眉上は特にその可能性が高いので要注意。
不自然な印象になる

眉上の毛を剃ると、どうしても顔の印象が不自然になってしまいます。
筋肉・剃り跡が目立ちますし、本来眉毛があるべき部分を剃ると骨格に合わない眉毛の形になるからです。
やはり自分の骨格に合った位置に眉毛があるのが自然ですし、一番キレイに決まります。
骨格に合った位置=眉毛のベストな位置、ということです。
「でも上を剃らないと眉毛の形がおかしい!」
そんな場合でも、眉上以外を少しお手入れすることで印象が良くなることも多いですよ。
経験済みだからこそ言えますが、あえて眉上を剃る必要はありません。後悔します。
剃ってはいけない部分を剃って困ったこと

- 眉毛が2本あるように見える
- 剃り跡が青っぽくなる
どちらもかなり気になっていたし、悩みのタネでした。
順番に解説していきます。
※以下、当時の眉なし写真が出てくるのでご注意ください…。
眉毛が二本あるように見える

写真では少し分かりづらいですが、眉上を剃ったことにより眉毛が2本あるように見えていました。
眉丘筋が目立って、まるでもう1本眉毛があるかのように…。
無表情だとまだマシでしたが、眉を動かすとハッキリとした2本眉毛。
しかも、ファンデやコンシーラーで隠しきれないのが嫌なところ。
わたしは眉丘筋が目立つタイプだったのでなおさら不自然で、いつも悩んでいました。
剃り跡が青っぽくなる

これは写真でもよく分かりますが、眉毛の剃り跡が青く目立っていました。(写真は全剃りノーメイクですが…)
当時はポツポツ毛が嫌でマメに剃っていたのですが、それでも剃り跡は目立ちます。
それだけ眉上の毛は太くてしっかりしているということですね…。
剃り跡のなにが嫌かって、隠すためにファンデーションやコンシーラーを重ねることで汚くなってしまう点。
元の眉毛が濃いと剃り跡も目立ちやすいので、わたしのように自眉が濃い人は気をつけてください。
剃ってはいけない部分を剃ったときの対処法
眉上が剃ってはいけない部分だと知らずに、すでに剃ってしまっている場合の対処法は以下のとおり。
- アイブロウパウダーで薄く描く
- コンシーラーなどで隠す
- ハイライトを使う
- 眉毛美容液を使う
アイブロウパウダーで薄く描く

一番自然な対処法は、剃ってしまった部分に眉毛を描くこと。
当たり前の事なのですが、当時の自分を含め、なぜかみんなこれをやりたがりません。
元の形が気に入らなくて眉上を剃ったのだから、わざわざそこに描きたくはないと思います。
ですが、やはり眉丘筋のあたりには眉毛があるのが自然なので描いたほうがいいです。
「毛がない部分に描くと不自然になるのでは?」という心配もありますよね。
それに関しては、アイブロウパウダーでうすーく描けば問題ありません。
間違っても昔のわたしのように、アイブロウペンシルのみで極細に描いたりしないように気をつけてください…。
コンシーラーなどで隠す

眉毛が描けない状況だったり、どうしても眉上の筋肉の位置に眉毛を描きたくない場合は、コンシーラーを使うのがおすすめです。
眉丘筋が目立ちすぎる場合には効果が薄いですが、多少は剃り跡などをごまかすことができます。
カバー手順
- 化粧下地
- コンシーラー
- ファンデーション
- フェイスパウダー
コンシーラーで眉上の気になる部分を隠して、上からファンデーションとパウダーを薄く重ねてください。
こうすることで、剃り跡が少し分かりにくくなります。
ハイライトを使う

コンシーラーとファンデーションで剃り跡を隠したあとにハイライトもプラスすることで、さらに剃り跡が目立たなくなります。
ハイライト単体だと効果は薄いですが、仕上げにプラスしたほうが絶対にいいです。
ただし、眉毛の上部分にカバーメイクを施しすぎると、毛穴詰まりの原因になりやすいので注意が必要。
毛穴が詰まると眉毛が生えにくくなるので、メイクはしっかりと落としてください。
あまり肌に負担をかけたくない場合はおすすめできないですが、メイクで眉上の剃り跡を目立たなくさせたい場合には使える方法です。
眉毛美容液を使う
眉上の毛を剃ったけど後悔していて、できるだけ早く生やしたい場合には眉毛美容液が一番。
眉毛が生えるのを促進しつつ、健やかな眉毛を育んでくれる効果があります。まつ毛美容液の眉毛バージョンですね。
眉毛美容液といっても色々な物が出ていますが、効き目の強いものを選ぶのがおすすめ。
やはり効果を実感するのが早いです。
経験上、海外製の眉毛美容液のほうが実感は早かったですね。
しかし、肌への刺激が強いものもあるので注意が必要。
眉毛美容液を使う前には、肌に合うかきちんとチェックするのが大事。
まずは肌の目立たない部分かつ皮膚がやわらかい箇所に塗って、肌荒れ・かゆみ・赤みが出ないか確認してください。
眉毛を早く生やす上で便利な眉毛美容液ですが、肌が弱い場合は効果の強さよりも刺激の少なさで選ぶことをおすすめします。
眉毛を美容液の選び方については、こちらにまとめています。

眉毛の上を剃らないと変なときはどうする?
眉上を剃ってはいけないのはわかるけど、剃らないと眉毛が変な形だからつい剃ってしまう…という場合の対処法は以下のとおり。
- 眉ハサミで少しだけ切る
- 産毛を少しだけ整える
順番に説明していきます。
眉ハサミで少しだけ切る

眉毛の上を剃らないと眉の形が変な場合、まずは眉ハサミで整えてみてください。
いきなりカミソリで剃るよりも大きな失敗がないですし、微調整がしやすいです。
眉ハサミで整えるときのコツですが、「ここに毛があるのは明らかに不自然」という部分のみを少しだけ切ること。
一気に整えないので、眉丘筋も目立ちにくいです。
根元からガッツリ切ると、想像以上に眉毛の印象が変わることがあります。慎重に処理してください。
気になる部分を少し切るだけで野暮ったさが無くなることもあります。
いきなり剃る前に、まずは眉ハサミでお手入れしてみましょう。
産毛を少しだけ整える

「眉毛カットをしてもやっぱりまだ変…」という場合は、眉上の産毛のみを少しだけ剃ってみてください。
産毛を整えるだけでスッキリした印象になって、眉毛がキレイに見えることも多いです。
少し整えるだけで眉毛の形が変わることも多いので、慎重に剃っていきましょう。
くれぐれも、筋肉の上に生えている太い眉毛には手をつけないようにしてください。
この部分は剃ると本当にろくなことがありません。
眉毛の上を剃らないと変…という悩みは、眉毛カットと産毛の処理だけで解決されることも多いです。
眉上の毛を剃ってしまう前に、まずは今回紹介した方法を試してみてください。
まとめ 剃ってはいけない部分はできるだけ触らない!

眉毛の上部分は顔の印象を決める上で重要な箇所なので、できるだけ処理しないようにしましょう。
眉上に毛がないと不自然な印象になってしまいますし、剃り跡や眉丘筋も目立ってしまいます。
もし、もう眉上を剃ってしまっている場合は、化粧品でカバーするのがおすすめです。
- アイブロウパウダー
- コンシーラー
- ファンデーション
- ハイライト
これらが揃っていれば、剃り跡と筋肉を目立たないようにすることができます。
すでに眉上を剃ってしまっていても、ここから修復することは可能です。
これ以上は眉上を剃らずに、コツコツと眉育を頑張りましょう。
眉毛を少しでも早く生やしたい場合は、眉毛美容液を使うことで眉育が楽になります。
私が使って効果を感じた眉毛美容液ランキングを紹介しているので、眉毛を早く生やしたい人は参考にしてみてください。
